2025.06.05 川上弘美さんのエッセイを読んでいて、川上さんのエッセイはどれもあまりに極上すぎてたいていいつもたまげるんだけど、やっぱり今回もたまげてしまった。 元々、そのエッセイを紹介したとあるnoteの記事に、内容の一部が引用されていて、それがとってもよい文章だったので読みたくなったのが手に取ったきっかけなのだけど、引用箇所の項を頭から尻尾まで読んでしみじみ、いいなあ、と思ったのでした。 でも、とてもよかったのだけど、引用部分を知らないまっさらな状態のまま、この文章に出会いたかったなあという矛盾したきもちにもなった。 仮にもしそうだったとしたら、もっと強くふかく、心に刺さっていたかもしれない。でもくだんの記事を見つけなかったらわたしがこのエッセイを手に取るのは、もっとずっと先、偶然の果ての出来事になるのだったのかも。 本との出会いは偶然で、でも運命的であると思っています。ともあれ記事を見つけたのも運命だったのかなと思う。記事を書いた人はとても信頼している読書家さんだったので。出会うべくして出会った、というか。 川上弘美さんの『晴れたり曇ったり』(講談社)、心が静かになる、よい本です。 #読んでる memo favorite ありがとうございます!
元々、そのエッセイを紹介したとあるnoteの記事に、内容の一部が引用されていて、それがとってもよい文章だったので読みたくなったのが手に取ったきっかけなのだけど、引用箇所の項を頭から尻尾まで読んでしみじみ、いいなあ、と思ったのでした。
でも、とてもよかったのだけど、引用部分を知らないまっさらな状態のまま、この文章に出会いたかったなあという矛盾したきもちにもなった。
仮にもしそうだったとしたら、もっと強くふかく、心に刺さっていたかもしれない。でもくだんの記事を見つけなかったらわたしがこのエッセイを手に取るのは、もっとずっと先、偶然の果ての出来事になるのだったのかも。
本との出会いは偶然で、でも運命的であると思っています。ともあれ記事を見つけたのも運命だったのかなと思う。記事を書いた人はとても信頼している読書家さんだったので。出会うべくして出会った、というか。
川上弘美さんの『晴れたり曇ったり』(講談社)、心が静かになる、よい本です。
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