Don't pray,praying will fill your hands.



No.33, No.32, No.31, No.30, No.29, No.28, No.277件]

11月頃に書こうと思って一向に指が動かなかったおはなし(ちょ〜〜〜短い)を一旦ここに置いておこう。。中途半端なの晒すのやなんだけど‥まあ‥。

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貴方はカクイザで『しゃらっぷ、きすみー!』をお題にして140文字SSを書いてください。

#shindanmaker
https://shindanmaker.com/375517



 ケホッ、ケホンッ。ドアの向こうから控えめな咳が聞こえるたび、鶴蝶は不安でつい寝室の前まで歩いていってしまう。ドアの向こうには熱っぽい体を毛布に包んだイザナがいて、いつになく弱っている彼の姿は容易に想像できるのに、ドアノブに伸ばした手は宙をさ迷った末に元の位置――大腿の横へと戻るしかないのだった。
 喉が痛い、とイザナが言ったのは昨夜のことだ。ケホッ。と乾いた空咳を数回したので、鶴蝶は思わずイザナの額に手を当てた。いつもなら振り払われているはずが、イザナはめずらしくおとなしかった。彼の額からじんわりと、普段より高い体温がてのひらに伝わってくる。
「少し熱がある」
 ん、と喉を鳴らしてイザナは上目で鶴蝶を見た。よくよく観察すれば頬はほのかに赤く、まぶたは重たそうに落ちかけている。
「風邪かもしれねぇな」
 最近急に寒くなってきたしな。鶴蝶はそう言って、自身が着ていたパーカーを脱ぐとイザナの肩にかけた。
「風邪なんてひかねぇよ」
 パーカーの裾を掴んでいじけた子どものようにイザナは言う。その声にはいつもの覇気がなく、いかにも調子を崩していることがわかった。
 ケホッ、ケホッと立て続けに咳をするイザナの背中を撫でさすり、「今日はもう休め」と寝室の戸を顎で示した。
「……へいきだって」
「だめだ、ほら」
 手を引っ張って立たせ、促すと、イザナは唇を尖らせながらもすなおに寝室に向かった。
 イザナの手はあつく、指さきは乾燥していた。ぎゅ、と握ると握り返してくるその力は弱く、いつも見せる気丈さが今夜はない。
「鶴蝶」

畳む


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はよつづき書きたい。

#進捗どうですか

memo



推しカプで書きたいお話1兆個あるから人生終わるまでにぜんぶ書かなきゃ成仏できない。ほんとうに。

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ほんとうはクリスマスまでのアドベントカレンダー的なお題をやろうかな短いやつでもとも思ったんだけど無理だったな。まあいいやー。

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美人さんな受け、とてもすきだよ‥

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とてものんびり書きものをしているので年内はなにも更新できないかもしれない。でもこののんびりもまた楽しいな〜。幸を噛みしめてる感じがある。ちなみにベンワカです。
始まりそうで始まらない関係性を描くのがとてもすき。

#ベンワカ

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今さらだけど↑のカクイザ年表、ふつうに西暦で並べたほうがわかりやすいのでは。今さら! 気づくの遅い!

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推しカプ+女のこ(関係に気づいている)の組み合わせがだいすきなので、ベンワカ+千咒とかとてもいいです。ほんのり((→))タケミチ寄りの千咒(無自覚)とワカで恋バナしてほしい。

#ベンワカ

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